たかがモーター されどモーター
その証拠に、日本における総消費電力の半分以上はモーターによるものだといわれています。
車などのモビリティの動力も燃焼系から電力へと次々に置き換えられる中、モーターはモビリティの世界でも基幹部品の一つとなり、その存在感が高まることになります。
モーター駆動のエネルギー効率は8割から9割と言われていて、電気エネルギーからの運動エネルギーへと変換する際の熱としての損失は1割程度にしか過ぎません。
このようなエネルギー損失の抑制は逼迫した課題で、モーターの高出力化とともに高効率化が目指すべき製品開発テーマであることは明らかです。
もし、世界中のモーターの効率が1%上がると、原子炉の1基分にもなる電力を生み出すことが出来ると言われています。
その「もし」を現実にするため、zenmotorは大学などと連携し、次世代高効率モーターの製品化にむけて動き出しています。
当社は、この次世代高効率バッテリーを組み合わせ、強力なパワートレインを最終目標とし、危機的状況にある地球環境に向けて取り組んでいます。
高効率モーターを使ったパワートレインシステム
いま、様々な場所で「持続可能な開発目標」、SDGsに取り組まれていると思います。
SDGs(SDGs:Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」持続可能でよりよい社会の実現を目指す世界共通の目標です。
zenmotorも世界の一員としてその目標に取り組み、技術を貢献し、未来に向けて活動しております。